ゲーミングマウス沼の話 │ G Pro Superlight
前回のあらすじ
Kone pure owl-eyeからKone Pro Airに乗り換え、無線マウスデビューを果たすも、(微々たる値段とはいえ)値引きされている憧れのマウス、G Pro Superlight(SL)をヨドバシカメラで発見し、買ってしまう。
今回はG Pro SLの簡易レビュー。とはいえ、G Pro SL良いことはみんな知ってると思うので、わたしが感じた不満を中心に書いていく。
外観
赤だけちょっと安かったので赤を選択。正直赤と白で迷っていたので、ここには何の不満もない。デスクの上では超目立つ。
プラグ
一番の不満点といっても過言ではない、プラグ。2020年発売で17,000円もするのにMicro-Bとは何事か。Logicoolの驕り高ぶり、殿様商売ここに極まれり。
2023年現在、別に最軽量でもなんでもないし、このまま手を抜き続けたら売れなくなりますよ(俺様目線)
とはいえ、使うときにはケーブル刺さないし、我が家にはカメラやらペンタブやら、Micro-Bでつなぐ機械は意外に多いので、実際には特に問題ではない。
プラグ周りは広めにくり抜きがあるので、付属以外のケーブルも問題なく挿せる。
形状
かなり無難な形をしており、持ち方を選ばない……とされているが、わたしの持ち方に完全にフィットすることはなかった。
わたしの持ち方は大別すればつかみ持ちに入ると思うが、親指の付け根と小指の付け根で保持できることを理想としているので、G Pro SLのやや長い形とサイドの堀が浅いことが合わさり、手から溢れるような感覚になってしまった。
画像はhttps://www.eloshapes.comより
あと、そのままだとかなり外装は滑る。サラサラしていて触り心地は良いのだが、乾燥肌にはつらいものがある。これも手放した大きな理由だった。
でも、グリップテープで対応可能だし、付属している。ここで貼っていれば沼に浸からずにすんだのだろうか?
Bluetooth
G Pro SLの接続方式は有線と2.4無線のみ。ゲーミングマウスとしては割と一般的だと思う。
でも、Kone Pro AirではStellar wireless technologyとかいう謎にかっこいい名前の方式でBluetooth接続が使えた。
これの何が良いかというと、家にはドングリを挿して2.4無線、出先ではマウスだけ持ち出してBluetooth、ということができるようになる。微々たる手間なのだけど、積み重なると結構違うものなのだ。
加えて後から分かったことだが、Kone Pro AirのBluetooth接続はかなり優秀で、カーソル飛びもなく、DPIやライティングの設定もBluetooth専用ではなく、2.4無線や有線でのプロファイルが使えた。(希ガス……手元にもうないので検証できない)
そんなわけで、Bluetoothが使えないのも不満といえば不満だ。これも17,000円という値段によるものだと思う。せめてもう5,000円安ければな……
結果
いろいろと不満はあったものの、製品としての完成度は十分に高かったと思う。ここで(いや、Kone Pro Airで)止まっておけば、どれだけ良かったか。
特にソフト周りはクセもなく、やりたいことがそつなくこなせる良いソフトだった。
G Pro SLはメルカリでお別れし、次のマウスを探すことにした。
つづく